ベトナムの年末年始

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ベトナムの新年はTET(テト)と呼ばれており、中国と同じく旧暦にフォローしています。暦の上では、大晦日、元日、プラス3日間、計5日間の休日となりますが、元日の前後1週間は正月休み感覚であり、色んな業務が滞ってしまう時期です。特に年明けはすぐに仕事モードにはならず、昼から巷の居酒屋は大盛況です。ちなみに新暦の正月は1月1日だけが休日となっています。

 

現在は主要都市で年越しに打ち上げ花火大会が行われています。昔は中国と同様、爆竹で新年を祝っていましたが、1995年以降、危険ということで禁止になってしまいました。この状況は結婚式でも同じで、以前は爆竹で盛大に祝っていましたが、爆竹の代わりに風船を飾りつけ、それを式場スタッフが針で刺して音を出すというやり方になっています。

 

 

 

新年前は大掃除をし、新年は親戚一同で集まり、日がな一日、飲んだり食べたりゲームをしたりして過ごします。また、お寺への初もうでも欠かせません。子供たちには赤いお年玉袋に新札を入れて配ります。

 

昔は旧正月期間中、どこのお店もレストランも閉まっていましたが、現在では少しずつ、お店が空いているようになってきています。外資系企業の参入で、特にそこに勤めるスタッフや取引先などは旧正月でも働く人が増えてきています。また、工場など多くのスタッフを抱える企業では、旧正月に田舎に帰ったスタッフが正月明けに帰ってこず、そのまま退職するといった話しもあ りましたが、今ではそういった問題はだいぶ減ったようです。

 

新年明け初めての来訪者は、その年にその家の主と相性の良い干支の人を招くという風習があります。幸運を呼ぶといわれているのです。会社も同様で、企業トップの干支とその年相性の良い干支の人物が、最初に会社に入ると商売繁盛するといわれています。

 

年間の休日が少ないベトナムで、旧正月休みは一大イベントです。今後経済発展し、核家族化が進んでいった時に、今ある正月の過ごし方が変化していくのだろうかと思うと少し複雑な気持ちになります。

 

 

大塚 哲久:1982年2月生まれ。2010年9月株式会社エヌシーネットワークベトナム設立に伴い、ベトナム駐在。現地にて月に30件の工場訪問を重ねる。ベトナムからの調達活動のサポートおよび、ベトナムへの工場進出相談、サポートを行う。

 

 

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