ベトナム人の移動手段いろいろ

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ベトナムといえばバイクの群れがお馴染みの光景です。人口の約半数がバイクを有すると言われており、お年寄りや子供を除くとほぼ皆バイクを持っている勘定になります。無くてはならない移動手段としてのバイクですが、高くて手に入らなかったころは、自転車やシクロ(自転車の前に椅子がある乗り物)、バイクタクシーが主流でした。

 

かつて、シクロは通勤や通学の足でした。子供達が学校へ行くときに5、6人で一緒に乗って通学するなど、町中いたるところで見かけました。しかし今では観光エリアのみの走行が許可されており、ベトナム人の移動手段ではなくなってしまいました。自転車は飾り気のない渋い外観で、2人乗りの後ろの人がペダル係、前の人は足を屈めてハンドルだけ操作するという荒業もよく見かけました。

 

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バイクタクシーは今も健在ですが、総数は減りました。料金は交渉。昔は競合が多く安かったのですが、今ではタクシーとあまり変わらない値段を提示する運転手もいます。

 

市内バスはどこまで乗っても7,000VND(約40円)。しかし市内に住んでいる特に若者の意見は、バスはいつ来るのかわからない、バスの中が臭い、スリがいると評判は散々です。バイク社会ですので必要性が無いと思われがちですが、多くの人が利用しています。地方から都市部に移り住んで働き始めた人にとって、バイクを新たに買うのは大変です。そういった人達には非常にリーズナブルな料金で、しかもエアコンも効いているので助かっているそうです。

 

タクシーは数が多く便利ですが、値段が高いので頻繁には使いません。車はまだまだ個人で買える人は限られています。モータリゼーションにはあと10年ほどかかりそうです。そして現在、ハノイでは高架鉄道、ホーチミンでは地下鉄が建設最中です。何路線か並行で建設していますが、早いもので2016年半ばに開通するとのことです。これだけバイクに依存した生活環境が、鉄道でどの程度変化するのか?もう少し年数を掛け、複合的に路線が整備されて徐々に変わってゆくのでしょう。

 

 

大塚 哲久:1982年2月生まれ。2010年9月株式会社エヌシーネットワークベトナム設立に伴い、ベトナム駐在。現地にて月に30件の工場訪問を重ねる。ベトナムからの調達活動のサポートおよび、ベトナムへの工場進出相談、サポートを行う。

 

 

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