ASEAN加盟時のベトナム

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今年はベトナムがASEAN(東南アジア諸 国連合)に加盟してちょうど20年の節目に当たります。ASEANは1967年結成時、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシアの5カ国でした。そこから遅れること28年後の1995年にベトナムはASEANに加盟しました。このころのベトナムは1994年のアメリカの経済制裁解除後の外資参入が活発化し始めたころでした。

 

ベトナムが近代化への道を歩み始めた頃、ASEAN初期加盟国に倣い、生活に関わる一般的なルールや商習慣の是正を図ろうと試行錯誤の時期がありました。その例を紹介します。

 

1.ヘルメット着用義務

 

バイクヘルメット着用の義務化にはひと悶着ありました。「市場でヘルメットをバイクのハンドルに掛けておくと盗まれてしまう(メットインのあるバイクが少なかったため)」「蒸し暑い」などの不満が多く出たためです。今ではもちろんヘルメット着用は義務ですが、それでも違反者が警察に止められている様子をよく見かけます。

 

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2.飲食業0時を超えての営業を禁止

 

特にバーやディスコは標的になり、0時を回ると警察が突入し、それまで流れていたBGMは消され、照明も白色灯に切り替えさせられ、オーナーが警察に直談判、小一時間後営業再会、こんなことを何度も繰り返していた時期がありました。今はエリアや業種によってかなり柔軟になりました。

 

3.上半身裸はダメ

 

上半身裸の男性が町にたくさんいましたので、これをちょっとした罰則で取り締まるということになりました。少しずつ増え始めた外国人(旅行者、在住者)が見たらあまり良くないだろうと思ったのかもしれません。今はかつてよりはずいぶん見なくなりましたが、暑い国ですのでまだまだ上半身裸のおじさんを見かけます。ちなみにおばさん達は、アオババという涼しいパジャマのような恰好で出歩いています。
このように、様々な試しをしながら、近代国家に近づいてきたベトナム。今後もやはり、同じように変わっていくのでしょう。

 

大塚 哲久:1982年2月生まれ。2010年9月株式会社エヌシーネットワークベトナム設立に伴い、ベトナム駐在。現地にて月に30件の工場訪問を重ねる。ベトナムからの調達活動のサポートおよび、ベトナムへの工場進出相談、サポートを行う。

 

 

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