ジャカルタ絆駅伝

indonesia

 

ジャカルタではインドネシア人と日本人の交流を深めることなどを目的とした様々なイベントが開催されます。5月には縁日祭と称してジャカルタの日本人街で日本の祭りのようなイベントが開催され、2日間で20万人以上もの人が集まったとのことです。

 

そのようなイベントの一つとしてつい先日ジャカルタ絆駅伝という駅伝大会が開催され、私も参加してきました。名前のとおり、インドネシア人と日本人の絆を深めようという目的で開催されるもので、四人一組のチームで必ずインドネシア人と日本人の混成チームでなければなりません。距離は一人あたり2kmの部と4kmの部があり、全部で300以上ものチームが参加しました。私たちのチームは4kmの部でインドネシア人も含めて全員弁護士で結成されたJKT Lawyersという名前で出場してきました。

 

たった4kmだと思ってなめていたため全く練習していませんでしたが、走ってみると、なんと言っても暑さが体力を奪っていきます。赤道付近のジャカルタが暑いのは当たり前なのですが、普段どこに行っても冷房が効いていて快適に暮らしているため、あの暑さの中で走るのはかなりしんどかったです。いつもは車で通る道を走ったので、走ったらまた違った景色を楽しめるかもしれないなどと考えていたのですが、景色を楽しむ余裕など全くなく、普段車では一瞬で通り過ぎて行く道も、この日ばかりは果てしなく遠い道に感じました。それでも路上からはインドネシア人、日本人双方からたくさんの応援を受け、また、駅伝である以上自分で襷を途切れさすわけにはいかないという気持ちから何とか走り切ることができました。

 

私のチームは何とか全員完走することができ、自分のチームメンバーはもちろん、他のチームの方々も含めて一体感、達成感を感じることができました。言葉を超えたスポーツでの交流により、間違いなくインドネシア人と日本人の絆は深まったと思います。来年はもう少し練習して、完走はもちろん、より良いタイムを狙いたいと思います。

 

アジアトレンド インドネシア

 

津田雄己:1980年4月生まれ。京都大学法学部卒、南カリフォルニア大学(米国)ロースクール修士課程修了。日本法弁護士、米国NY州司法試験合格。日本の大手法律事務所、インドネシアの法律事務所での勤務を経て、2013年からシンガポール最大手のRajah & Tann法律事務所ジャパンデスクに加入。現在、同事務所の提携先のインドネシアの法律事務所であるAssegaf Hamzah & Partnersにて執務中。インドネシアを中心に、日本企業のアジア進出を支援している。