カーマニアの饗宴

カーマニアの饗宴

シンガポールに住んでいて実感されるこ との1つに、スーパーカーの数が異常に多 いとがある。調べたところフェラーリでは 2011年の時点で449台。同時期の日本の フェラーリの登録台数が6,017台(ベスト カー2011年11月号より)なので人口比だ と、日本の21,000人に1台に対しシンガ ポールでは11,500人に1人と2倍近い。ラ ンボルギーニやマクラーレンと言った車も 数が多い。

国土も狭く信号も多いのだが、Yahoo! ニュース・シンガポールの調べではスー パーカー・オーナーの動機は様々で、分類 すると以下のようになるようだ。

①「スーパーカーは人生のトロフィー」
   ビジネスに成功し人生の目的を成し遂 げた証に購入。ほとんど路上で乗ることは ないが、ガレージの中で愛で、普段から磨 きをかける。ステータス。

②「示威行為」
   めったにハードドライブをすることはない が、街なかを法定速度を守って走行、しかし エグゾースト・ノート(排気音)は聞かせる。

③「本当の車好き」
   スーパーカーの細部に至るまで熟知し、コン ピューターのチューニングなども行うタイプ。

シンガポールは2008年から毎年9月に F1グランプリをマリーナ・ベイ周辺の路上 で行っており、同じ路上を走るというイメー ジがしやすいほか、その近辺はアジアの一 大金融センターなのでて、富裕層が集まる 仕掛けができている。

また時折シンガポール島内やマレーシ アの高速道路上でのスーパーカーの事故 が報じられる。最近では試運転中のマク ラーレン車が大きくクラッシュしてしまった ことや、数年前には中国出身者がフェラー リで交差点の赤信号を無視し、通りかかっ ていたタクシーと衝突、タクシーに乗車し ていた日本人女性が即死するといったこと があった。

シンガポール以外の東南アジアにおい ては袖の下がまかり通っていて、それゆえ にシンガポールナンバーをつけたスー パーカーがマレーシアにおいて我が物顔 で走るということも日常的である。

岩田弘志:1998年シンガポールに渡る。引越会社、メディア会社な どでの勤務経験ののち独立。ウェブメディア「シンガポール経済新 聞」編集長やシンガポール和僑会の代表理事などを務めていた。 現在はビジネスドメインをシンガポールからアセアン地区に拡大 を図り、翻訳記事を配信する「ミャンマーエクスプレス」編集長など を行いながら各国を回っている。

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