ベトナムハイフォン事情

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 ベトナムといえば首都ハノイ、商業都市ホーチミンと、まずこの 2 大都市を思い浮かべると思います。この 2 都市は人口も飛び抜けて多くハノイは 700 万人、ホーチミンは 800 万人を超えています。


 ハイフォンはベトナム第 3 の都市で、人口は 200 万人程度。ハノイから 120km程離れた港町です。北部にある企業はこのハイフォン港より各国へ輸出をしています。ここ数年、このハイフォンで大きなプロジェクトが進行し、重要なインフラが整いはじめました。

 

 まず、ハノイ~ハイフォンの高速道路。2016 年に開通し、今まで片道 2 時間半~ 3 時間かかっていましたが 1 時間以上短縮されるようになり、物資、人の行き来が非常に便利になりました。開通当初はなかったパーキングエリアも最近徐々にできはじめました。以前はハノイ市内よりハイフォンへ行くと、日帰りはどうかな、といった感がありましたが、今では日帰りで用事を済ませるのはそんなに苦になりません。

 

 次にハイフォンの空港(カットビ空港)の国際線化です。今までは滑走路の長さの問題で小さな飛行機しか使えませんでしたが、ジャンボジェットが使用できるようになりました。世界遺産のハロン湾へ行くにはハイフォンからの方が近いので、旅行者には便利になりました。これから利用者が増えていくと思われますので、ハノイのノイバイ空港の負担軽減にも一役買うでしょう。

 


 最後に新しい港(ラックフェン港)です。現在建設中で 18 年中に開港予定です。ハイフォン港は湾から内陸に入った川沿いにあり、水深が浅く大型船は使用できませんでした。新港ができると大型タンカーが入れるようになり、一度に多くの物資が行き来できるメリットは非常に大きいと思います。現在ハイフォン港はサイゴン港に次いでベトナム第 2 の取扱量ですが、いずれサイゴン港を抜くとも言われています。


 このようにハイフォンではインフラが徐々に整い、これから進出しようとしている企業に対してメリットを打ち出せるようになってきました。また、ハイフォンの日本商工会も支部に昇格し、日本人のコミュニ ティーも徐々に確立しています。


 ハ イフォンに住む日本の方々は、今まで色々な意味で大変苦労したと思いますが、あとは良い病院や日本人学校が揃えば家族で赴任できる都市になるかもしれません。

 

鈴木一也:1968年5月生まれ。2014年7月株式会社NCネットワークベトナムに駐在。日々、日系、ローカル、外資の工場訪問を繰り返し、困りごとを聞いて回る。ベトナム暦23年の経験も活かし、調達先探し、営業サポート、ベトナム進出など、製造業に関わる相談、サポートを行う。

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