Metalex Vietnam 2017

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 10月12日から14日の3日間、ホーチミンにて Metalex Vietnam 2017 が開催されました。ベトナムの製造業展示会の中では最大規模になると思います。NC ネットワークベトナムでは、今年も自治体で団体出展しているマッチングサポート業務がありました。

 

 昨年の Metalex Vietnam はジェトロ主催の部品調達展示商談会と NEPCON といったメジャー展示会が併催していましたが、今年はそれらがなかったこともあり、出展者数が昨年より少なかったように思いました。(昨年はジェトロ併催にて存在した)バイヤーブースがなかったので、現場で企業さんとバイヤーの引き合わせをするといった動きが難しい状況でした。しかしながら、調達先探し、同業者への外注先探し、自社ではできない加工を顧客から受けた際に連携できる企業探しなど、皆さんそれぞれ課題があるもので、そういった観点も含め、スケジュールを決めてブースに訪問して頂いた企業との商談、展示会出展者同士の商談といった形でマッチングしてもらうことができました。

 

 展示会では不特定多数の入場者が来るので、思いがけない良い出会いがあったり、市場調査を兼ねたヒアリングにはもってこいと思われます。ある出展企業さんは、自社製品のサンプルを片手に来場者への呼びかけを積極的に行い、かなり多くのお客さんのニーズを拾い上げていました。

 

 

 現在のベトナム市場は品質より価格重視の体質ではありますが、日本製品の信頼性は人々に認知されており、できれば日本製を購入したいと思っています。しかし、少し時間がかかるかもしれません。

 

 上述した企業も、きっと多くの訪問者が興味を持ったと思いますが、販売に即繋がるかといったら難しいところもあると思います。ただし、そういったニーズを感覚的に掴むことによって、これからの方向性の決定材料になると思います。

 

 企業によっては、成果はともかくとして継続的にこのような展示会に出展し続け、ベトナムとの付き合い方を模索している企業もあります。例えば完成品の販路拡大だけが目標であった企業が、コストメリットが見出せれば調達といった観点に方向転換するなど、時間は掛かりながらも策を見出している企業もあります。また逆にベトナムとの付き合いに見切りをつけた企業もあります。どちらの場合も、方向性を見出すといった成果を上げることができたのではないでしょうか。

 

鈴木一也:1968年5月生まれ。2014年7月株式会社NCネットワークベトナムに駐在。日々、日系、ローカル、外資の工場訪問を繰り返し、困りごとを聞いて回る。ベトナム暦23年の経験も活かし、調達先探し、営業サポート、ベトナム進出など、製造業に関わる相談、サポートを行う。