ベトナムの買い物事情

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現在ベトナムにはスーパーマーケットがハノイ、ホーチミンの大都市だけではなく、町村レベルで存在するまでになりました。一昔前は市場や個人商店に行き食材、生活雑貨を購入していました。

 

そういった所には値札がありません。つまり、自分で値段を聞かなければなりません。

 

「これいくらですか?」「35,000ドンです」「え!20,000ドンでしょ?(根拠の無い値段)」

 

「ノー、ノー、35,000ドン!」しばらくこの繰り返し。

 

「じゃ、要らないよ」「ちょっと待った、28,000ドンで」「20,000ドンだよ!」「ノー、ノー28,000ドン!」またこの繰り返し。

 

「じゃ要らないよ」「ちょっと待った、25,000ドンOK?」

 

交渉成立!というより、こちらも根拠が無いので、この辺で。

 

30,000ドンを渡しお釣りをもらうが、まだ油断はしてはいけない。

 

「あれ!おつり、3,000ドンしかない」「ごめん、ごめん、間違えた」

 

本当に油断できません。

 

このような、交渉が一品一品行われます。市場に行って買い物するのは戦いです。何回も同じ市場に行くと私の価格をわかっている人はその値段で売ってくれます。常連価格です。こうなってくると買い物も楽になります。初期の戦いは無駄ではなかったのです。

 

 

特に観光客が集まる周辺では、半額で交渉成立のケースが多々あります。このようなことも需要と供給のバランスであって、あまり不当だとは思いません。製品の純粋な価値だけでなく、ほしい人は高くても買い、要らない人は買わなければ良いという、ある意味これが市場価格というものなのかと思います。

 

それに比べスーパーは値札が付いています。市場と違い清潔感が違います。清潔なものを提供しているので市場より価格は高いです。

 

整然と陳列された商品を見ると、さすが市場と違うと思ってしまいますが、買う前に検品をしないと痛い目にあいます。野菜や果物は裏側が腐っていたり、ケーキも良く見るとカビが生えていたり、インスタントヌードルも麺がぼろぼろだったり、どう見ても量の少ない調味料、少し袋が破けている砂糖、気をつけて買わないと後で夫婦喧嘩の原因になってしまいます。レジに並んで値段を交渉する必要がありません。楽になりましたが面白くありません。

 

スーパーが登場して個人商店が減ってきました。日本もそうでしたが、ベトナムも同じ道を歩んでいます。少し寂しいですね。

 

 

鈴木一也:1968年5月生まれ。2014年7月株式会社NCネットワークベトナムに駐在。日々、日系、ローカル、外資の工場訪問を繰り返し、困りごとを聞いて回る。ベトナム暦23年の経験も活かし、調達先探し、営業サポート、ベトナム進出など、製造業に関わる相談、サポートを行う。

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