ベトナム人とスポーツ

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今年はEURO2016、リオオリンピックとビックイベントがありました。ベトナムで人気のスポーツは圧倒的にサッカーですが、バトミントン、卓球、テニスなども一般市民の間で浸透しており、最近ではサイクリングをする人も見かけることがあります。また中年の女性は朝、夕と公園に集まり大音量の音楽とともにエアロビクスに興じている光景をあちらこちらで見ることができます。

 

サッカーのEUROはヨーロッパで行われているので、多くの試合はベトナム時間23時から夜中の2時開始が多かったですが、屋台、カフェ、バーなどで友人と一緒に盛り上がっていました。カフェやバーには試合日程や、各国選手の集合写真などのポスターが貼られています。ベトナムの男性は海外選手の事を本当に良く知っていて、サッカーの大きな大会の開催期間中は、夜更かしの為に疲れの色が濃いスタッフが見受けられます。一昔前は屋台に街頭テレビを設置、自宅の玄関を開けっ放しで、近所の人も一緒に観戦といった光景を良く見ましたが、今はエアコンの聞いたカフェやバーでの観戦が若者の間では人気です。

 

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リオオリンピックでは、射撃でベトナム初の金メダルを取りました。街は大盛り上がりかと思いきや、意外と関心が低く、サッカーの話題が勝っていました。オリンピックの開会式の時にたまたまローカル食堂に日本人数人といましたが、私たちはレストラン内のテレビでの開会式放映に夢中。日本が入場すると私達は「日本だ!」とテレビに釘付けになります。しかしながらベトナムの入場の時にはベトナム人は誰一人としてテレビを振り返らず、皆食べることに専念しています。私たち日本人にとって、オリンピックは国を挙げての一大イベントと思えますが、ベトナム人にとっては食べることの方がもっと重要なイベントなんだなぁと驚かされました。

 

国が豊かになるにつれ、人々の体形も強く変わっていき、スポーツの裾野も広がっていくのでしょう。今回のオリンピックで日本男子がリレーで銀メダルを獲得したのは、バトン回しのテクニックもさることながら、体格が強くなったという事も大いに影響したと思います。ベトナムも何年後かにはいくつかの競技でメダルを取ってくれるよう応援したいものです。

 

大塚 哲久:1982年2月生まれ。2010年9月株式会社エヌシーネットワークベトナム設立に伴い、ベトナム駐在。現地にて月に30件の工場訪問を重ねる。ベトナムからの調達活動のサポートおよび、ベトナムへの工場進出相談、サポートを行う。