第2回アジアものづくり市場開拓研究会 開催報告

現場目線から、日本の中小ものづくり企業のアジア展開を考える企画 第2弾!  

 

 

プログラム

 

2015年11月13日(金) in 東京

 

会議の部

研究会主催者ご挨拶
【実行委員】株式会社 FNA ジャパン 代表取締役社長 井上直樹

基調講演「日本の可能性を世界へ~中小企業の海外戦略推進と支援機関の在り方~」

【講師】株式会社海外需要開拓支援機構 (クールジャパン機構) 専務執行役員 小糸正樹氏

パネルディスカッション「中小ものづくり企業のアジア展開を考える」

【パネリスト】
 株式会社海外需要開拓支援機構 専務執行役員 小糸正樹氏
 中小企業庁経営支援部海外展開支援室 室長 荒井浩氏
 株式会社プレック 代表取締役 村井英夫氏
 株式会社NCネットワークベトナム 代表取締役 大塚哲久氏

情報交換会

 

 

研究会の冒頭に、実行委員のFNA井上より研究会の主旨の説明があった。当研究会は、ものづくり中小企業を支援する機関が協力して、支援のあり方や具体的な支援策を考える場としていくことを目的としている。

中小企業は、各企業で努力をしても情報収集やその活用が難しい場合もある。そうした点をどのように支援していくかを勉強する場、また考えるだけではなく、実行に移すきっかけとなる場として、今後、参加者のみなさんと研究会を育てていきたいとの話があった。

 

基調講演のクールジャパン機構の小糸氏からは、日本政府が進めているクールジャパン政策の全体戦略に関する説明があり、海外で人気が高い日本のコンテンツや和食という日本文化自体を海外にアピールしていく機構の活動について紹介があった。

製造業の側からも、日本の戦力のひとつであるコンテンツとのコラボレーションという観点から、今後の展開を模索するような発想や試みもあってはどうかという提案があった。

 

パネルディスカッションでは、前回のタイに引き続き、今回はベトナムへの進出や進出支援の経験に基づくトークが展開された。

ベトナム人といいパートナー関係となれたことで大きく前進した実例、今では日本企業を人的支援するくらいまでに育ったベトナム人スタッフ(村井氏)、駐在員同士の交流では限界があるので日本本社同士の情報交換の重要性(大塚氏)、販路を求めるかコストを重視するかで変わる戦略(荒井氏)、政府系ファンドの活用による可能性の拡大(小糸氏)などが語られた。

ベトナムの調達ニーズや最新の工業団地情報は、JETROのホームページやハノイ事務所で入手できる。中小企業の場合、進出自体がプロジェクトの目的となり、その後の運営フォローが不十分であることも多い。

技術者が駐在する場合には経理は本社がフォローするなどの工夫も必要となる。多くの成功・失敗事例の情報をもつ公的機関や金融機関が行える支援についても、具体的な提案があった。

 

 

当研究会の主旨

日本の中小企業の支援者である公的機関・金融機関・その他支援機関の方々を中心に構成。アジア市場や製造業に造詣の深い有識者を招き見識を深めていくこと、およびこうした支援機関の横のコミュニケーションを育てていくことを目的としている。

 

第2回研究会開催概要

開催日:平成27年11月13日(金)
主催:「アジアものづくり市場開拓研究会」実行委員会
後援:独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)・金融庁・中小企業庁・独立行政法人中小企業基盤整備機構
事務局:株式会社FNAジャパン

 

当日の参加者データ

会議の部 合計 45名 情報交換会 合計 10名
金融機関 20名 金融機関 6名
公的機関 17名 公的機関 2名
その他 8名 その他 2名

 

第2回研究会の総合的な満足度アンケートの結果

※会議の部の参加者40名のうち、アンケート回答者は25名、回答率62.5%より集計。

 

アンケートで寄せられたコメント

日本の魅力を売るという発想から、取引支援に役立てる話が多く聞けた。
地方創生を行う中で、海外進出支援は重要なテーマであるため、大変参考になった。
事例を多く紹介していただいたことが印象的だった。東北でも実績があれば教えてほしい。
「事例集ではコアなところは出てこない、コアを探るのは金融機関や自治体」とあった。まさしくその通りであるし、今後地元企業にヒアリングを行い、事例集+αのαを埋めていきたい。
各支援機関の考え方、実例、問題点を聴き比べできて良かった。
経営者の生の声が聞けて良かった。また、立場の違うパネリストの方の意見が聞け、参考になった。

 

 

 

「お知らせ&リリース」一覧へ