FBC上海2016ものづくり商談会 開催レポート

来場者24,900人、商談件数19,920件

 

共催35団体が参加、出展447社506ブース、バイヤー企業は52社参加し、総参加企業は499社に。

 

2016年9月25日、26日、27日の3日間にわたり、国家会展中心(上海)にて、『FBC上海2016 ものづくり商談会』を開催いたしました。今回で19回目となった本商談会は、日本各地の有力銀行および自治体など35団体に共催としてご協力いただきました。出展企業数は447社、506ブース。来場者数は24,900人でした。

 

■「CIAPE2016中国国際自動車部品交易会」との同時開催

 

今回のFBCは、単独開催ではなく中国の有力イベント「CIAPE2016」との同時開催となりました。会場となった国家会展中心には、FBCの出展企業の他にも韓国やドイツをはじめとする欧州などの海外企業や中国企業、総勢1,000社強の企業がブースを構え、今まで以上に国際色の高いイベントとなりました。また今回からは規格化された標準小間の他に「特別装飾」の企業が多く出展、自社の特色やテーマカラーを前面に押し出し、大型設備やロボットなどが展示され、多くの来場者の目をひきつけました。

 

 

■バイヤー企業52社が参加「バイヤーマッチング会」と特別セミナー

 

初日及び2日目は出展企業同士の事前マッチングによる商談を実施、また2日目には、中国のバイヤー企業52社を集めての「バイヤーマッチング会」を実施しました。新たなビジネスパートナーとの出会いを求める各国企業が、新規の販路獲得を目指す自社製品の紹介や、部品・材料の調達・販売、また具体的な仕様の確認などを行い、3日間で19,920件の商談が繰り広げられました。

 

特設されたセミナー会場では、中国企業に対する与信の調査・分析・管理を始め、中国の省エネについて、自由貿易区の活用方法、製造現場の効率化、自動車産業の現状と未来についてなど、企業経営・業務効率化に役立つ内容や、上海からのアクセスが良好で、人件費も安い淮安や丹陽、今華南地域で最も注目を集めている地域の一つである、佛山市南海区などの製造業集積地の優遇制度の紹介等、さまざまなセミナーが開催されました。中でも上海市中小企业发展服务中心とFNAが共同開催した特別セミナー「「2016智能製造業イノベーションセミナー」中国製造2025による製造業知能化転換の促進」では、大きく構造転換していく中国のものづくりと、在中日系、中国企業が具体的に実行していく事に対して、沢山のヒントが示されました。

 

 

■出展者の声「真剣度がちがいますね」

 

今回特別装飾で出展した工作機械のパーツを扱う企業は、「今回の展示の為に、自社の取扱い製品を改めて組み合わせて作ったロボットに、たくさんの人が興味をしめしてくれた。しかも『自社でも作りたい、お願いできるか』といった問い合わせが5、6件きました。これは、予想外のことで、当社の商売の本流ではないですが、こういった形での製品PRに手ごたえを感じました」というコメントを寄せられました。また、各種自動機、省力機を設計・制作する企業の役員の方は「今回の出展目的はほぼ果たす事ができました」と手ごたえを語られると同時に「中国での展示会のようなイベントに参加するのは初めてですが、みなさん真剣度が違いますね。業種の異なる企業同士さえもが、積極的に情報を交換しあっているのがとても印象的でした」とコメントされていました。

 

 

ここ数年、中国の日系企業は苦しい状況に置かれています。人件費の高騰や為替レートの変動を背景としたコスト増や、参入企業数が飽和した事による「業界のコモディティ化」など、リスク・障害を上げればキリがありません。一方で、中国のローカル企業は、大量生産型のビジネスモデルでは価格競争に勝てなくなってきており、高付加価値製品の開発、生産が出来なければ立ち行かなくなってきています。

 

つまり「生き残らなければならない」という点において、両者は同じ状況におかれています。

 

当イベント、そしてFNAのサービスは、そういった企業同士をつなぐためのツールです。今回のものづくり商談会が、出展、来場いただいた皆様の今後のビジネス発展のお役に立てるよう、ご要望に合わせて事後サポートなど対応させて頂いています。

 

 

本年11月9日-10日には、華南地域で『FBC広東2016 ものづくり商談会 in南海』を開催する予定です。また、翌年2月には、ベトナムハノイで初の商談会を開催する事になりました。タイのバンコクで第4回となる「Mfairバンコク2017」も6月に開催予定でございますので、各地でのビジネスの可能性を探る一助として、当商談会をご活用いただきたいと思います。

 

最後になりましたが、今回も商談会を無事に終了することができましたことを、共催者の皆様、並びにご出展企業様、ご来場企業様に心より御礼申し上げます。

 

 

 

 

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