新春特別版 Team昆山が発足!!

クローズアップ製造業

 Team昆山

  江蘇省昆山市模具路169号
  TEL 0512-5500-8957
  FAX 0512-5500-8950

担当者: 昆山和霆精密電子有限公司
総経理 曽永彬 Jimmy Tseng

 新春特別版 Team昆山が発足!!
中日製造業界での、優れた買い付け、営業チーム

この新春号特別版CLOSE UPでは、FNAと同様の理念を持ち、また昔からの友人でもある、曽永彬(曽総経理)とTeam昆山に焦点をあて紹介する。

Team昆山のモットー:
日系企業の高品質を支えるために、購 買と販売のプラットホームを提供

昆山は、市のGDP総額が最高2,000億元を 越える、中国でも最大級の経済力をもつ県級 市である。人口170万人の昆山には、製造業 関連の企業が約8 , 5 0 0 社あり、その内の 3,300社ほどが、台湾資本の企業だ。県級市と しては、面積は決して大きくはないが、多くの 製造業企業が集まり、たいへん整ったサプラ イチェーンを整えている。昆山は、上海と蘇州 の中間に位置する非常に小さな地域のため、 注目する企業も少なく、この地を中国市場開 拓の足掛かりとして視野に入れる日系企業も ほとんどない。また、昆山に進出する日系企業 が少ないこと、そして新規提携先の開拓が難 しいことなどから、何をどこから着手してよい かわからないという日系企業も少なくない。

そのようななか、2013年12月3日、昆山に 「Team昆山」が発足した。このチームは、 製造業に携わる各社がタッグを組んだもの だ。彼らの業務範囲は、刀具、材料、熱処理、加 工、組み立て、治具、プレス、プラスチック成形 等で多岐に渡る。「日系企業の高品質を支え るために、購買と販売のプラットホームを提 供」することを目指し、昆山を中心とした周辺 地域で、加盟メンバーを募っている。対象の地 域となるのは、昆山から車で、30分程度で移 動できる範囲の地域だ。そのような地域として 例えば、常熟、蘇州、上海などが挙げられる が、豊田汽車(常熟)零部件有限公司、禧瑪玛 諾 (昆山)自行車零件有限公司などの有名企 業とも「Team昆山」のメンバーは提携関係を 結んでいる。また、ひとたびチームに受注案件 が入ると、その情報は、「Team昆山」のメン バー企業に共有され、当該案件で必要とされ る技術をもつ企業が、プロジェクトごとに連携 していくという仕組みになっている。

さて、チーム内では、同業者同士の摩擦や 衝突は起きないのか、疑問に思われる方もい るだろう。

中国の日系企業に、更なる発展の場を

チームが正式に発足する前から、曽総経理 は、多くの友人にパートナー企業を紹介してき た。その交関係友の広さから、製造業の友人ら も何か新しいものを生産するときには必ずと いっていいほど曽総経理に連絡をしてくる。し かし、曽総経理が所属する株式会社和光精機 の主要製品はプレス金型のため、頼まれた案 件の中には、同社で対応できないものも多い。 そのような注文が入るたびに、日本の竹内型 材、日本美加化学株式会社などといった実力 がある企業に連絡し、協力を仰いできた。ま た、こうした企業は、曽総経理に出会うまでは、 中国で自社製品広めたいが打つ手が分から ず、丸1年かけて市場を開拓してきたものの収 穫がないという情況にあった。

 拡大を続けるTeam昆山では、現在、参加企業を募集中。
興味をお持ちの場合は、曽総経理まで。

こうして曽総経理が、昆山と上海にある日系 2社のあいだを繋いだことで、2社は中国市場 の開拓が急速に進み、販売成績も年々上昇して いる。次第に、こうした案件が多くなったため、 いっそのこと事業化していこうと思い立ち、チー ムを立ち上げたわけだが、設立と同時に問い合 わせや注文が次から次へと舞い込んでいる。

チームのメンバー企業は、顧客の要求に基 づき、自社の情況と照らし合わせ、案件を受託 するか否かをよく検討する。そのため、メンバー 同士での調整もできるので、企業間の衝突問題 は存在しない。Team昆山に依頼すれば、販売 でも購買でも、チームが全力で案件に合致する 協力企業を探してくれるのだ。

ここでは、顧客を開拓する手間が省かれるだ けでなく、在中国の日系企業にとっては、ビジネ スチャンスと更なる発展の場となるだろう。また、 昆山にある台湾企業の多くは、広東や台湾地 区、日本、タイやベトナム、シンガポールといった ASEAN地域にも拠点を持っていることが多い。 つまり、昆山の企業と提携することによって、他 の地域の市場を開拓する可能性も広がるのだ。

中日製造業の更なる交流と協力、そして拡大を目指し、Team昆山は奮闘中

現在、Team昆山のメンバー企業は13社か らなり、内部におけるサプライチェーンの完全 化をひとつの目標とし、2014年には50社、 2015年には80社までの拡大を目指している。 今後も、多くの優れた日系企業を募り、より良 いパートナー探しに向けて努力を続けていく。

Teamがはじまったきっかけは、曽総経理が 友人らに協力していくことにあった。いま、彼ら が、さらなる拡大を目指す理由はどこにあるの だろうか? 多くの貿易会社は、案件の受注後、 マージンにより利益を得る。Teamの拡大目標 の背景には、どのような理由があるのだろう。

曽総経理は、台湾地区の出身だ。両親が、台 湾地区でプレス工場を経営していたため、幼 少時代はプレス機械に囲まれて育った。その 後兵役を経て、ニューヨークに1年間留学、帰 国後は実家のプレス工場で働いた。そして、自 らも起業をしたいという目標を持ち続けていた 曽総経理は、26歳のときに外に飛び出し、アメ リカの金型企業の技術員として勤務。29歳の 時に、単独で日本に渡り、横浜金型の専門知識 を学んだ。その後、36歳で昆山に会社を設立、 今に至っている。

曽総経理自身の目標は、中日製造業間の交 流の架け橋になることである。この目標がチー ム全体の柱となって、これからの発展の夢を 支えている。


Team 昆山

昆山和霆精密電子有限公司
総経理:曽永彬(中国語・英語・日本語)
China:+86-135-8488-6767
Japan:+81-8022641238
E-mail: jimmy@jandcasia.com